東配協は、東京電力パワーグリッド株式会社の受持ち区域1都8県(東京、栃木、群馬、茨城、埼玉、千葉、神奈川、山梨、静岡)に所在する架空配電工事会社11社により構成されています。

11社の社員合計数は2,500名を超えており、協力会社も含めると4,200名を超える規模になります。

この組織力、総合力を発揮することにより安全・高品質な工事を実現しており、安定的でかつ将来の発展性を秘めた活気ある企業の集まりです。

東配協のVision(将来像)

・地域の皆さまとの「信頼と絆」をより深くするために、安全・安心かつ高品質な工事を実施

・高い技術力と人財力により、安心で快適なくらしを具現化により、SDGs実現に取り組んでまいります。

東配協のValues(価値基準)

「安全最優先」「人財育成」「品質確保」などで、11社の総合力を発揮し実現に向け努めています。

トップメッセージ

東配協の歴史

東京電力配電工事協力会(東配協)は、関東エリアを中心に地域の電力インフラ設備の建設・保守を支える配電工事会社11社で構成され、2021年2月に創立60周年の節目を迎えました。

高度経済成長期においては、飛躍的に増加した電力需要に対応出来るよう工事を進めて参りました。

東配協の最近の取り組み

近年においては、数百年に一度と言われる大規模地震の東日本大震災や毎年の様に襲来する大型台風による広域災害復旧に対し東配協グループが一丸となり迅速な電力復旧に貢献しているところです。

現場の安全を最優先に考え、機動力や新技術を積極的導入し建設工事の効率化、それを支える高い技術力をもった社員の人財育成に力を注いております。

東配協11社合同での取り組み

ここ数年は、若手社員の人材育成に力を注ぎ東配協グループ全体で合同集合研修や合同資格認定を行い「各社が保有する高い指導力の発揮」「1社では出来ない特別カリキュラムの実施」「費用対効果」の面で成果をあげております。合同新入社員研修においては、同じ仕事をする大勢の仲間とコミュニケーションをとることで「心強い、モチベーションが高まった」との声が出ています。

また、11社のユニフォーム統一により一層東配協としての結束が高まると共に共同購入としたことで良い物をコスト削減することが出来ました。更に11社共通で使用している高所作業車の仕様統一、フルハーネス共同開発、空調服統一仕様等大きな成果がありましたので、今後も共同開発・共同購入によるメリットを一層加速させていきたいと考えております。

東配協の目指す方向性

今後も東配協として地域の建設・保守をしっかり守る使命に変わりなく、重点課題として「安全・安心の確保」「生産性向上と業務改善」「組織工事力と経営資源の有効活用」「人材の確保と育成」を推進していきます。

東配協11社力を合わせて一層信頼される東配協に発展させていく所存です。

会 長  堀越 俊夫
(群馬電工株式会社 代表取締役社長)

東配協ネットワーク

ミッション

安全最優先
  • 安全・安心な工事を最優先
  • 災害撲滅に向けたたゆまぬ取組み
人財育成
  • 総合力が発揮できる技術・技能の向上と将来を担える若手社員教育
  • 教育・資格取得の推進
品質確保
コストダウン
  • 高い技術技能を活かし電力の安定供給・安全安心な設備形成への貢献
  • 仕様統一・大量購入によるコストダウン
地域信頼確保
電力安定供給
  • 誠実な行動
  • 法令遵守・コンプライアンス確保
  • 電力安定供給、災害迅速復旧貢献
新技術導入
  • 機動力・新技術の積極的導入
  • 協同研究・開発の推進

活動状況

  • 間接活線工法により感電災害防止 安全最優先

  • 各社共通仕様の空調服により熱中症防止 安全最優先 品質確保コストダウン 新技術導入

  • 工事実績は「モバイル」で事業所に
    転送することによる効率化

    品質確保コストダウン

    モバイルで工事実績の送信
    工事実績確認データ集約の簡素化
  • 若手人財育成「合同新入社員研修」 人財育成 

    東配協11社 合同新入社員研修
    長ハシゴ危険体感
    経験豊富なベテラン指導員からの丁寧な指導
    VRによる危険作業の体感
  • 「危険予知(RKY)研修」により災害防止 安全最優先 品質確保コストダウン

    東配協各社から若手作業員に集まっていただき,現場作業着手前の「危険要因の抽出方法」や「そのリスクの深掘手法」を学びます。
    同じ仕事をしている東配協グループの仲間との意見交換で新たな“気付き”や刺激を受けて安全意識を高めます。

    研修開始
    リモートで講義を受講
    各グループでディスカッション
    研修で一番楽しい昼休み
  • 入社年数による段階的な「技術認定確認」 人財育成 

    各電柱で一斉に作業開始
    間接活線工具を使って電線を切断
    高圧充電部分を防護する真剣な眼差し
    作業を終えて指導員からコメントとねぎらい
  • 事務系社員の「資材業務認定確認」 人財育成

    筆記による知識確認
    実際の材料を見てリユースの可否を判定
    資材業務について意見交換、情報交換
  • 広域的災害復旧への対応 地域信頼確保・電力安定供給

    災害復旧へ向けて各社が集結
    自衛隊とともに復旧活動
    倒木に伴う復旧作業